ITエンジニアという仕事の楽しい点は?働いてみてわかったこと




今回はITエンジニアという仕事の楽しい点についてまとめてみました。僕は気質的にエンジニアという仕事が向いており、今のところ楽しく仕事をできています。ちなみにウェブエンジニア(サーバーサイドがメイン)です。

しかし最初から向いていると思っていた訳ではなく、むしろプログラミングが大嫌いでした。僕は物理学科で研究を行っていましたがコンピューターが何となく嫌いで、紙に計算式を書いている方が楽しいと思っていたのです。

ITエンジニアに興味があるという人は、ぜひITエンジニアの楽しい点を知ってワクワクして欲しいと思います。

自分の力でモノをつくれる楽しさ

エンジニアには、モノづくりの楽しさがあります

僕は子供の時にプラレールが大好きでした。あらかじめ用意された線路のパーツを使い、さまざまな路線を作っていくのが楽しかったのです。この楽しさはエンジニアも同じです。作りたいものを最初に決めてからコツコツとパーツ(ロジック)を組み立てていく作業になります。

例えば、ウェブアプリケーションを作る際にはフレームワークというあらかじめ用意されたフレーム(型)があります。ゼロからプログラミングすると大変に手間がかかるので、基本的な機能があらかじめ書かれたものが用意されているのです。RubyならRuby on Rails、PHPならCakePHP、PythonならDjangoなどがよく使われます。

これらの型を元に、作りたいツールを作るにはどのように組み立てていけばいいかを考えるのです。

そしてプログラミングに慣れてくると「こうしたらもっと簡潔に美しいプログラムになるんじゃないかな?」といった視点で考えることが出来るようになり、まさにモノづくりの楽しさを感じることが出来るようになります。

エンジニアはアーティストに似ている」とよく言われますが、確かに優れたウェブエンジニアは自分なりの美意識や美学を持っている人が多いです。ほとんどの場合、同じ機能を持つプログラムを作るのであれば、より簡潔にわかりやすく書かれたプログラムが美しいとされます。

ロジックの見通しがよく無駄な過程が含まれないプログラムはたしかに美しいです。この価値観は数学的な美しさにも通じており、「E = mc^2」というエネルギーと質量が等価である式がシンプルで美しいと感じることと同じです。

作曲が好きとか、文章を書くのが好きとか、営業資料をつくるのが好きとか、何かを作ることに楽しさを感じる人はとても向いているのではないかと思います。

チームで連携してひとつの作品をつくる楽しさ

ソフトウェア開発はほとんどの場合チームで行いますので、チームで連携して作品をつくる楽しさを強く感じます。一つのソフトウェアを作るためには、幅広い技術が必要になるのでチームで専門を活かしあうことで良いものが生まれます。

PM(プロジェクトマネジメント)も必要だし、UIを作るデザイナー、フロントサイドエンジニア、サーバーサイドエンジニア、ネットワークエンジニアなどの専門家が連携を行うのです。

お客さんの要望に対して早急に対応するためには、チームで連携をうまく取ることが重要になります。スポーツで言うとサッカーに非常に近い感覚だと思います。基本的な役割(フォワードやディフェンスなど)がありつつ、状況に合わせてチームで連携しながらゴールを目指す感覚です。

新しい機能を追加する際も、サーバーサイドで設定した変数をフロントエンドで利用することも当たり前のようにあるし、UIのために表面だけではなく内部の構造を変えることだってあります。さまざまな専門家が連携してひとつの作品をつくるというのは、自分の存在価値を感じることが出来るとても楽しい作業だと思います。

今後の世の中を見通し予測することができる

また、技術について知っていることで世の中がどのように変化していきそうか予想することが出来ます。言うまでもなく、今の世の中はテクノロジードリブンで動いています。特にアメリカ・ヨーロッパ・中国などの諸外国では社会課題を解決する方法として真っ先にテクノロジーを活かせないかという視点で考えていきます。

例えば最近話題になっているAIですが、その意味をより深く理解しているのは実際に手を動かしているエンジニアだし、IoTやデータマイニング、ブロックチェーンなどもエンジニアでないとその凄さを深く知ることは出来ません。

常に情報をキャッチアップするのは大変ですが、それだけ世の中の動向をリアルに知ることが出来るし高い視点で仕事をすることができます。「最先端テクノロジー」という言葉を聞くとワクワクした気持ちになり、そして情報を調べたり勉強したりすることが苦にならない人はエンジニアになったほうが良いと思います。

求人がいっぱいあるので未来に希望が持てる

優秀なエンジニアになれば就職先に困ることはほぼ無いというのが現状です。エンジニアは誰でも出来るわけではない上に需要は未だに高く、常に求人がたくさん出ています。専門職なので海外への転職も他と比べて簡単にできますし、がんばれば様々な選択肢が生まれるというのが大変な魅力です。

AIによってエンジニアの仕事は無くなるという人もいますが、それは言われた通りにプログラムを書くだけのプログラマのことを指しています。確かにコーディングやウェブサーバーの立ち上げなど定型的な仕事は、GoogleCloudやAWSといった巨大プラットフォームに吸収されて、誰でもクリックをするだけで行えるようになってきています。

しかし巨大プラットフォームにも出来ないことは適切な事業目標を設定し、そこに到達するまでのロードマップ・手段を考えてから現場にいる人を巻き込んでいくことです。そのような技術力もある上に事業を引っ張っていけるエンジニアは今後も重宝され続けるでしょうね。

頭を使うのが楽しい

エンジニアはパソコンに向かいながら常に頭をフル回転させています。いわば毎日が大学受験のような状態で、どうすればここがうまく動くのかな〜なんて考えています。

そのため知的好奇心が旺盛だったり、哲学的なことを考えるのが好きな人はエンジニアとして頭をくたくたになるまで使うことに快感を覚えるのではないかと思います。特にロジカルさが大切になるので数学の問題を解くのが好きだったり、なぞなぞが好きだったりすると楽しめる仕事だと思います。

営業などに比べるとひとりで黙々と考えることが時間的に多いので、黙々と本を読んだり勉強したりすることが苦にならないとやりやすい仕事ではないかなと思います。

まとめ

エンジニアは向き不向きがある職種だと思います。特に頭を使ってロジカルに考えるのが好きとか、最先端のテクノロジーに興味があるという人にはエンジニアへの挑戦をしてみてはいかがかと思います。

終身雇用が崩壊している中で、何かしらの専門性があるということは自信になりますしその分挑戦もしやすくなります。20代であれば未経験歓迎の企業がたくさんありますので(SESは絶対オススメしませんが)、エンジニアに向いているなぁと思ったらぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。