国産のカメラを使っていたときは、そのような文化がある事自体知らなかったんですが、Leicaのユーザは赤いライカロゴを黒いテープで隠す人が多いようです。
例えば、公式LeicaウェブサイトのLeicaM10-Pのページでは、このように書かれています。
外観デザインも、静音性に優れたシャッターと同様に目立たず控えめで非常にシンプルになっており、本体正面にはライカの赤いロゴを配していません。これは、テープで赤いロゴを隠すなど、より目立たずに撮影することを好むM型カメラを使うプロの写真家が多いという事情を考慮したもので、代わりにトップカバーの上部に「Leica」の筆記体のロゴを刻印しています。
そうなんです、僕も買ってみて気がついたんですが正面から見るとこの赤いロゴが目立つんですよね。
それに、Leicaは高級品ですから、なんだかブランド物を見せびらかしているみたいで嫌だという意見もあるようです。僕は、それは気にしすぎだとは思うものの、主張しない・控えめである・身をわきまえるといったような美学に共感したのでテープを付けることにしました。
日本は治安が良いので気になりませんが、ヨーロッパだとスリなども多いのでそういった盗難防止の意味でもロゴを隠している人がいるようです。確かに、僕もバックパッカーをしていたときはなるべくカメラを隠すなどカメラに対する注意はいつもしていました。
まとめると、ロゴを隠す理由としては大きく3つ。
- 赤いロゴが目立つために、被写体の目線がそこに行ってしまうことを防止する
- ハイブランドであるという主張を抑えて街に溶け込むという美学
- 盗難防止
実際に隠してみた
実際に隠すとこのような感じです!テープがうまく本体の色に馴染んでいるので、個人的には◎だと思います!右上にロゴがあるのですが、目立たないですね。スマホで見ている方は、拡大しないと気が付かないくらいには馴染んでいるのではないでしょうか!?
テープでロゴを隠そうと思ったときに、粘着力と、剥がしたときに糊が残ってベタつかないか?について気になりました。どうやらプロ御用達のパーマセルテープというものがあるらしいのですが、少し高め。
調べてみると、カモ井のマスキングテープでも十分代用できるし、粘着力もべたつきも問題なく、かつ色が本体に馴染むとのことだったので、Amazonで実際に買ってみたのです。上の写真の通り、かなり本体に馴染んでいるし粘着力も問題ありませんでした。
カモ井加工紙 マスキングテープ マットブラック MT01P207
まだ貼り付けて数日なので検証はしていませんが、コメントを見る限り剥がしやすく、糊が本体側に残ることも無いようです。マットブラックということで光沢がないので、ボディーに馴染んで○です。
カモ井のmtというブランドでは、通常のmtとプロ用のmt FOTOがあるようです。mt FOTOのほうも大した値段ではないですが、僕はとりあえず通常のmtを買ってみました。
ロゴを隠すかどうかは好み
ロゴを隠すかどうか僕も悩みましたが、結局は好みなのでどちらでも良いと思います。
ただ、スナップショットを撮る場合(特に東京など人が多いところで撮る場合)は、あまり目立たない、意識されないということが重要になりますので、ロゴを隠すほうがいいのかな?と思ったりします。