【LeicaQ2】28mmというレンズは想像以上に難しい

東京のビル群




LeicaQ2をメイン機にする前に使っていたレンズはフルサイズ換算35mmでした。使っている一眼レフがAPS-Cでしたので、実質55mmになり「標準レンズ」と言われる距離感になります。

この55mmという距離に慣れていたので、LeicaQ2を使い始めてびっくりしましたが、28mmという距離は難しいです。逆に、この距離だからこそ頭を使って撮影する必要があり、イメージ通りの写真を撮る力がつくかな?とも思います。

28mmは想像以上に遠い・・・

丸の内オアゾ

F8, ISO1000, 1/50s, LeicaQ2, Summilux f1.7-28mm

こちらの写真は東京にある丸の内オアゾという商業施設で撮ったものです。28mmは広角レンズであるため、このようにパースが強調されて奥行き感がある写真になります。

一方で、画角も広くなるため余計なものが入りやすくなります。余計なものが入りやすいということは写真の主体が何かボンヤリとしてしまいがちです。

そのため、何も考えずになんとなくで写真を撮ってしまうと、恐ろしくつまらない写真を量産してしまうことになります。標準レンズや望遠レンズであれば、被写体との距離感が短くなりますから、強く意識しなくても写真の主体が分かりやすい構図になりやすいです。

だからこそ、28mmを使う場合はシャッターを切る前に主体を強く意識して、どのように撮るか頭を使って考える必要があります。

28mmで撮影をするコツ

28mmで撮影をするコツは、とにかく被写体との距離であると思います。風景写真であれば、広角をそのまま使うのもありですが、ストリートスナップであるならば何を写したいかを明確にして距離を詰める必要があります。

標準レンズの感覚で距離を詰めたところ、まだまだ被写体との距離が遠くてビックリしました。「こんなに近づいてもこの範囲が入るのか!」と思ったのです。

なので、28mmレンズを使う場合は意識的にもう2, 3歩くらい近づく必要があります。この数歩を踏み出す勇気があるかどうかでかなり撮れる写真が変わってくるのではないかと思います。

LeicaQ2の場合、28mmという広角でありながらf1.7という素晴らしく明るいレンズが付いていますので、しっかりと被写体に近づけば十分以上にボケます。そのため、ペットの撮影にも十分に使うことが出来ます。

兎にも角にも、28mmを使うコツは距離をひたすら詰める。それが重要であると気が付きました。

28mmの特徴を活かす

東京のビル群

F1.7, ISO160, 1/160s, LeicaQ2, Summilux f1.8 28mm

確かに油断するとその広角さゆえに主体を失ってしまう28mmというレンズですが、逆に開けた場所での風景写真や遠近感を出したい場合にはとても有効です。

ポートレートやペットの写真を撮る際は、背景がよく映るので、被写体が置かれた状況を同時に表現できるといったメリットもあります(逆に言えば、背景には気を使う必要がある)

28mmは確かにつかいにくいレンズかもしれませんが、iPhoneのレンズも28mmが使われているように、使い方次第で応用ができるレンズになります。

パースを強調した表現や、或いは背景を含めたポートレートなど活躍できる場面は多々あるのではないかと思います。

 

 




東京のビル群