【写真】雨の日を楽しむというマインドで人生楽しくなる




例えば旅行の日が雨だったりすると、多くの人が残念に感じると思います。「やった晴れだ!」ということはあっても、「やった雨だ!」となることは少ないですよね。

雨が降ると傘を差して足元に気をつけながら歩かなければいけないので疲れますし、ゴンドラや展望台などは悪天候だとクローズしてしまうことがありますからね。雨だと行動しにくいというのは確かにその通りだと思います。

しかし、防水のカメラを所持していて、かつ写真が趣味だと雨の日も楽しみに思えるのがとてもいいなと思います。

なぜこのようなことを言うのかというと、那須塩原に一泊旅行をしてきたのですが、初日の天気が雨だったんですね。目的は紅葉を見ることと、日本的美意識を見つけて写真にすることだったんですが、雨で逆に良かったと思っています。

確かに那須ロープウェイは悪天候で動いていなかったみたいですが、紅葉の葉っぱから水滴が落ちてくるキラキラとした美しさや、濡れたことによってしっとりとしたテクスチャーになるお寺の苔などがとても良かったです。

そもそも写真を撮るとは、自分の外界にある被写体に対する行為ですからアンコントローラブルな要素がもともと強いものです。しかし、だからこそ雨の日には雨ならではの写真を、被写体の人の機嫌が悪ければそのときならではの写真を、といったように、その場その場でいい部分を見つけていくという姿勢が良いなと思います。

晴れなら晴れでヨシ、雨なら雨で別のことをしよう、という思考はとてもポジティブですし人生を楽しむ本質のような気がします。自分の思い通りにならないからといってショックを受けていたり怒っているんじゃ精神力の無駄遣いですからね。