【楽しく働きたい方へ】楽しく働いている人に共通する特徴や理由とは?




世の中には楽しく働いている人もいれば、そうでない人もいます。では楽しく働いているような人には、どのような特徴や理由があるでしょうか?

僕の周りには楽しく働いている人が多いのですが、それはなぜだろうと考えた時に彼らに共通しているところがあることに気がつきました。

目次

お金に対する欲が少ない

前提としてですが、生活をしていく上でお金というものは重要です。これに関しては否定することはできません。しかしイキイキと働いている人は、お金に対する欲が少なく、そこそこ生活できて子供を育てられるくらいあればいいという人がほとんどのようです。

まあ言葉経済成長期が終わって多くの人が気づいたと思いますが、物やお金を集めたところで人間は大して幸せになれません。お金が稼げるからといって自分に合わない銀行や証券会社に行って、辛い思いをして辞めた人がどれくらいいるでしょう。

お金を求めながら生きるのも一つの生き方なので否定しませんが、なかなか辛い思いをすることが多いように思います。楽しく働いている人はお金が欲しいというよりは、どうやったら世の中に貢献してるお金を稼ぐかということを楽しんでいる人が多いです。お金だけを追い求めて仕事をしても面白いはずがありません。

自分の意見や感じたことをはっきりと言う

また、楽しく働いている人って、常に自分の意見や感じたことを本音で言っています。自分の意見を言えない場面や、自分の本心と違うことを口に出さなければいけない場面というのは、僕らにとって非常にストレスフルです。

楽しく働いている人は、自分に自信がありポジティブな性格をしているため、どんどんと思ったことを発信します。相手が傷つくようなことを言うのは良くありませんが、相手が傷つかない範囲で常に本音で話すことによって強い信頼関係も築かれるんですよね。

わからないことはわからないと言うし、誇大に相手を褒めたりしない。

僕も社内の人から会社のサイトをリニューアルするからと言って感想を求められた時に、もちろん良いところは良いといいますが、違和感を感じたところも正直に伝えることにしています。仕事であれば本来それは当然ですが、実際は人間関係などを気にしてしまい言いたいことを言えずに中途半端なクオリティの仕事で終わってしまうということも多いようです。

果たしてどこまで本音を出していいのかと迷う場面はあると思いますが、実際本音で言っても案外周りは受け入れてくれるものです。むしろ本音を言うことで信頼関係が深まることもあります。

問題意識を持ち、自ら行動する習慣が身についている

仕事だけでなく人生全般においてそうですが、何事に対しても積極的に行動を起こす人というのはイキイキとしています。そのような人たちは、何かしらの問題意識を自分の中に持っており、それを解決するために何か行動を起こしている場合がほとんどです。

逆に何事にも受動的になり、「ただ与えられた仕事をこなせばいいや」とか「世の中のことや周りの人なんてどうでもいいや」と思っている人は、常にやらされ感を感じるため、とても鬱屈とした日々を過ごすことになります。

では問題意識を持つにはどうすればいいのか?と言うと、ニュースを見たり、本を読んだりすることで世の中のことを知るのがまず一つあると思います。僕らは仕事をしていると目の前の小さなタスクに気を取られがちですが、実はその小さなタスクが社会の大きな課題に繋がっているということがほとんどです。

だからこそ、より高いレイヤーで自分の仕事を見るために、本やニュースサイトなどを見て世の中の動きのチェックし、世の中にどんな問題があるのかということを把握しておくことは超大切です。

自分に適性がある仕事についている

世の中には色々な仕事があるので、自分に適性がある仕事をしていた方が良いです。

例えば、僕は今エンジニアとして楽しく働いていますが、なぜ楽しく働けているかと言うと、物事をロジカルに考えてゼロからものを作り上げるという体験がとても楽しいからです。一方で、僕は人と話すことに対して苦手意識を持っているし、人と話す時に緊張してしまうので、もし営業部署に異動になったとしたら苦しくてすぐに辞めてしまうでしょう。

そういった自分の特性、つまり自分がどんな仕事に向いているかといったことに悩んでしまうことは若い人に多いかと思いますが、こればかりは実際にやってみる事が一番効く解決策だと思います。

これまで自分がどのようなことを趣味にしてきたのか、どんな瞬間が楽しいのか、どんなことだったら時間を忘れて没頭することができるのか、といったことを思い出しながら考えるのもいいでしょう。割と自分がどのようなことに向いているのかわかってくるかと思います。

僕の趣味は、音楽(作曲)・読書・プログラミングなど「一人で何かを考え」「一人で何かを鑑賞する」というものに共通項があります。

まあつまり自分の頭で考えて、それを作品にできるような仕事が向いているわけです。その他のパターンとしては、人と話すことに生きがいを感じるとか、人と話すことが楽しいと言った人は営業職が向いているでしょうし、細かい作業を一つ一つ確認しながらきっちりとルールに則って物事を進めるのが楽しい人は、事務職など向いているでしょう。

そういった自分の適性というものをしっかりと見極めることこそ、楽しく働くための重要なファクターになります。

仕事を楽しくする工夫を普段からしている

楽しく仕事をしている人というのは、そもそも普段の仕事の中でどうすれば仕事を楽しくできるかといったことを考え、何かしら工夫している人がほとんどです。

例えば仕事をするにあたって、どのタスクにどのくらい時間をかけるかと言ったことを決める人がほとんどかと思います。そこで、例えばタイマーを使ってゲーム感覚で仕事をしてみたり、何か自分が好きなことを今の仕事に結び付けられないかを考えていたりします。

正直なところ、仕事の面白さというものは客観的にはそんなにしないと思っています。どういうことかと言うと、面白い仕事というものは存在せず、仕事に対する認識の仕方が楽しく仕事をできるかどうかを分けているのです。

例えば僕はエンジニアなのでプログラミングを行ったりしますが、世間のかっこいいイメージとは違い、実際はほとんど手が止まっているときがほとんどだし、書いてある文字をひたすら書き換える反復的な仕事もたくさんあります。

これは一見するとつまらない仕事のようにも思えるかもしれませんが、自ら制限時間を貸してゲーム感覚のように楽しんだり、作業に詰まった時は作業場所を変えるなどして、リラックスするようにしています。

仕事とどのような態度で関わるか、というのは非常に重要で、仕事を楽しくする工夫さえ身につけてしまえばほとんどの仕事でより楽しく取り組めるようになります。繰り返しになりますが、楽しい仕事や楽しくない仕事というものが客観的にあるわけではなく、「仕事とどう向き合うか」ということがその人にとって楽しい仕事になるか否かが決まるものだと思います。

尊敬できる人やお互いが認め合える人たちと働いている

もう誰に聞いてもこれを言うかと思いますが、人間関係は超大切です。特に一緒に働いている人が尊敬できるかどうか・自分を認めてくれているのかどうか、ということは仕事のパフォーマンスに影響しますし、楽しく仕事ができるかどうかということにも影響してきます。

成長のスピードや仕事のアウトプットの質を考えても、誰と一緒にいるかということは非常に重要で、ここだけは絶対に妥協しない方がいいと思います。もし今の人間関係に不満があるのであれば何かしらのアクションを起こすべきで、転職するなり他の人に相談するなりしたほうがいいと思います。

楽しく働いている人の特徴としてはこの点が大きく、同じ問題意識を持った人やお互いを尊敬し合えるような人たち同士が一緒に働いていることが多いです。

不幸な人というのは不幸な人を友達にしたがるので、ネガティブな考え方を持った人とはすぐに離れたほうがいいと思います。逆にポジティブな人と一緒にいると自分もポジティブな気持ちになれるし、自分がポジティブになることで相手をよりポジティブにするという正のフィードバックが生まれます。付き合う相手は選んだ方がいいというのは真であると思います。

最後に

「人生は仕事が全てだ」とは言いませんが、仕事が多くの時間を占めていることは確かです。だからこそ、自分が楽しく働けるか、イキイキと働けるかということは妥協すべきではないと思うのです。

若いうちは自分が何をしたいのかとか、どのような仕事が向いているか、ということはわかりませんが、一方で様々なことにチャレンジできるのも若い時だけです。だからこそ、様々な挑戦をすることによって自分が活躍できる環境・自分がイキイキできる環境というものを追い求めていくのが大切だと思います。