ブログを書くメリットについて考えてみた




ブログを書く理由は人それぞれだと思いますが、そういえばなぜブログを書いているんだっけ?ということを言語化してみようと思い記事にしてみました。これからブログを始めようか迷っている人や、既にブログを書いている人が振り返るきっかけになればと思います。

目次

人に見せるポートフォリオとして

これがまず第一の理由です。自分がどのようなことに興味があって、何を考えていて、どのようなことが出来るのか。これらをすべて履歴書にまとめることは難しいです。しかし口頭で話そうとしても、パワポも使わずに自分が考えていることをすべて伝えることは難しいし、忘れてしまいます。

だからこそ、なにか形に残るものに残しておく必要があると思ったのです。ノートなどの紙類にまとめようとも思いましたが、書くのに時間がかかってしまいますし、持ち歩いていないときは人に見せることが出来ません。

しかしウェブであれば文字を早く入力することができるし、インターネットでいつでも見れるというメリットがあるのでブログにすることにしたのです。もちろん、リアルで会った誰かに見せるだけではなく、検索エンジンやSNSから見てもらえることがあることも理由の一つです。

さらに、自分は写真が趣味なので撮った写真をいつでも誰にでも見せることが出来るというのは大きなメリットです。いつでも写真を持ち歩くわけにも行かないですし、遠く離れた友達に写真を見てもらうにはやはりネットにあらかじめ写真を保管しておくのが都合いいのです。

思考を言語化するツールとして

イメージと言語を交互に変換することは大切だと思っています。例えば旅行などに行くと、心動くものに出会ったり景色に感動することがあると思います。そこで、なぜ自分は感動したのか、どういう気持ちになったのか、どういうポイントが好きなのかということを言語化することは思考の訓練になります。これがイメージから言語です。一方で小説は言語からイメージです。文章を読んで、その登場人物がいる風景を心の中でイメージする作業というのは想像力を鍛えます。

イメージを言語化する力がつくと、自分の考えを論理的に説明できたり、自分の中のもやもやした思いを整理することが出来るようになります。

アウトプットして知識や経験を身につけるため

よくありがちなのが、勉強のために本を読んで結局身につかないケース。一番良いのは本を読んですぐに仕事に実装していくことなのですが、仕事の内容は自由に決められないし時間に制限もあります。

そのため本で読んだことを自分なりに再考して文章に書いたり、仕事やその他の経験で学んだことを言語化して書いておくことは重要です。「そこから何を学んだのか」言語化することで、理解と記憶の定着が進むからです。

また、自分が考えたことを書き留めておくメモとしての役割も非常に大きいです。考えたことは書いていかないと忘れてなかったことになってしまいます。過去の自分が何をどう考えていたかを知ることで、少しずつ思考の積み重ねを行うことが出来ます。

頭で覚えられる量にはどうしても原因があるので、ある程度思考がまとまったらアウトプットしてみるというのが大切だと思います。頭はメモリー、紙やブログはSSDという感じですね!

収益目的・・・ではない

このブログはGoogle広告を載せているものの、収益のために行っているわけではありません。だから、アフェリエイトリンクを貼ることも無いし、ターゲットにする検索キーワードを決めてそれをもとに記事を書いて…というプロセスも踏みません。

実はブログを始めた当初はアフェリエイトもやってみようと思っていました。せっかく始めるならお金が欲しいと思いましたし、マーケティングの勉強になると思ったからです。

ブログを始めたときはちょうどウェブマーケティングの仕事を行っていました。そのため、サイトのコンセプト設計・キーワード選定・サイトデザイン・ウェブライティングなどの力を個人でもつけたいと思っていたのです。

しかし、10記事くらいを書いた時に限界が来てしまいました。記事を書く基準が、アクセスが増えそうなキーワードを選んで書くという外部要因になってしまい、自分が書きたいことを書けないことにストレスを感じてしまったのです。

また、自分自身が他の人のブログを読む際にアフェリエイトリンクを見つけてしまうと興醒めするため、これを他の人にも味合わせてしまうのはやめようと思ったのです。記事を書くには時間というリソースが必要なので、マネタイズの一貫としてアフェリエイトという仕組みがあるのは大いに分かります。

しかしそれでも、いくらオモシロイと思った記事でも、アフェリエイトリンクがあると結局は金目的で書いてるのかと信用がゼロになりページを閉じる自分がいました。例えば、後悔しないキャリアを歩むにはどうするのがいいか、といった非常に良いことを書いている記事であっても、転職サイトのアフェリエイトリンクがあると結局はここに誘導するための記事なのかと興ざめしてしまうのです。

これを自分がやるという罪悪感に勝つことが出来ず、結局Google広告だけを残すことにしました。アフェリエイトで月に何十万円も稼いでいる人もいるようですが、それを実現するには適性があり、かつ自分の時間をそこにつぎ込んでも後悔しない人でないとダメだと思いました。あれは一種の才能です。

あんまりアフェリエイトバッシングになってもいけないのですが、糞コンテンツをネットにばらまく元凶のようなものだと自分でやってみてわかったので、自分はやらないと思いアフェリエイトはやめました。

おわりに

最初、キーワード選択してコンテンツを考えて・・・としていたときは大変苦痛だったんですが、自分が考えていることや興味があること、学んだことをアウトプットしようという意識になってからはとても気が楽になりました。

ブログを書くことや、カメラを持ち歩くことは共通の効果があります。それはアウトプットをする意識が身につくということです。つまり、ちょっとしたことであってもアウトプットとしてまとめるために立ち止まって思考したり、構図を考えたりという効果が生まれるのです。

まだまだ質も量もないブログですが、それでも能力アップのプロセスとはしてだいぶ役に立っているように思います。コツコツ積み重ねることは大事なので、これからも少しずつ書いていこうと思います。