【コラム】恥を捨てて自分らしく生きるために大事なこと




「恥」を感じる場面というのは誰でもあると思います。何か失敗したときや、おかしな言動をしてしまったとき、恥ずかしいという思いが芽生えることはよくあることでしょう。

この「恥ずかしい」という感情は誰しも持っているものですが、デメリットとして何か行動を起こすときに「恥ずかしい思いをするかもしれない」という障壁になってしまったり、あとに引きずってモヤモヤとした気持ちになってしまうということが挙げられます。

例えば、頭が良い人だと思われたいとか、スポーツが出来る人だと思われたいとか、仕事ができる人だと思われたいという思いです。そこで言葉の使い方を間違えてしまったり、スポーツでヘマをしてしまったり、仕事でミスをしてしまうと、恥ずかしいという感情が生まれてきます。

なぜかと言うと、我々には自尊心、つまりプライドが存在するからです。人は他人に「こう見られたい」というイメージがあり、そのイメージと真逆の状態に近づくことによって、恥ずかしさを感じるのです。

自尊心というのは大事なもので、他人によく見られたいという思いが高いモチベーションにつながったりします。そのため、一概に自尊心を否定しようとは思いませんが、度が過ぎてしまうと失敗した時を恐れて挑戦をしなくなってしまいます。

そう、つまり人生を自由に生きるために必要なことは「恥」とうまく付き合うことなのです。では、この「恥」を乗り越えて前に進んでいくにはどうすれば良いのでしょうか?

恥と後悔はよく似ている

先に結論を書いてしまうと、恥を乗り越えていくために必要な姿勢は、「過去を後悔せずに、今と未来を見続ける」ということであると考えています。

恥と後悔という感情は、「過去にとらわれている」という点で共通しています。我々は未来にやることについて恥や後悔を感じるのではなく、「やってしまった」ことに対して恥ずかしさや後悔を感じるのです。

これは逆に言えば、過去に対して意識を持っていかれずに、今と未来に向けて集中していくことで恥を克服できるということになります。

よくよく考えてみれば、起きてしまったことは仕方がありません。心配な気持ちにはなるでしょうが、周りの人から馬鹿にされたり変なイメージを持たれてしまったとしても、どうしようもないのです。諦めるしかありません。

過去を変えることができないので、最善のことは「今何をやるか」「じゃあこれからどうするか」というような現在と未来にあるのです。

大抵の人間ははじめてのことをするときに失敗します。失敗をすることよりも、失敗を恐れて何もせずに無難な選択をするほうが本来恥ずかしいことなのです。

そして、たとえ失敗したとしても、失敗を取り消すことは出来ないので、失敗をしたタイミングで後悔をするよりも、「じゃあ次はどうしよう」と考え、未来を見ることが恥を捨てていくために重要なことではないでしょうか?

「では、これからどうしようか?」という魔法の言葉

とはいっても、人間の思考パターンは劇的に変わるものではありません。そのため、言葉によって思考パターンを意識的にコントロールすることが大切になります。

そこでオススメしたいのが、何か失敗してしまったり後悔してしまったときには、「では、これからどうしようか?」という問いを自分に対して投げかけるということです。

この言葉には、過去に対する意識が含まれておらず、未来のことに思いを向けるような効果があります。この言葉を心のなかで唱えることで、意識が前に向いていくように出来ます。そうすると、後悔や恥を感じる暇もなく、自分がやりたいことややるべきことに打ち込めるメンタルがつくられていきます。

過去は変えられない

過去はどうしても変えられません。そこで僕ら出来ることは、それを受け入れて諦めることです。もしウジウジと悩んで過去が変えられるのであれば、みんなウジウジすることで時間を戻そうとするでしょう。しかしそれは出来ないのです。つまりウジウジしていることには全く意味がありません。

失敗が怖い、恥ずかしいところを見せたくない、そのような気持ちは痛いほどよく分かります。しかし、過去にとらわれずに、未来に視点をうつすことで、いま、最善の行動を重ねていくことが、結果として一番ベストな選択肢になるのです。