「友達が多い=良い」という風潮はおかしくないですか?
人のライフスタイルや価値観が多様になった現代。このような偏った見方はおかしいと思います。
「1年生〜になったら〜♪1年生〜になったら〜♪…友達100人できるかな♪」
……友達はたくさんいてもいいし、1人で何かに打ち込むのも素敵じゃないですか。
目次
確かに、友達は素晴らしい一面もある
友達というのは素晴らしい一面もある。
互いに切磋琢磨して成長をしたり、悩みを相談しあったり、感動を分かち合ったり。
僕は物理学科でありながら、数学が苦手だったので、友達から教えてもらうことが何度かあったんです。
何度も助けられたし、相談に乗ってもらったことも何度も。
徹夜で飲み明かしたりして、様々なことを話して楽しかったですね。
僕がバックパッカーに行ったキッカケも、バックパッカーの友達が出来たからです。
たしかに、友達は人生に大きな影響を与えるもの。
人間は環境の影響を大きく受けるので、誰といるかはとても大切だとも思っています。
でも、別に友だちがいなくてもいいじゃん
一方で、友達がいなくても良いとも思います。
超極論を言うと、私たちは幸せになるために生きているので、自分が幸せなら友達がいなくともいい。
むしろ、いつも一人でいる人は情熱を注げるものを持っていたり、自分の世界を持っていたりと魅力的な人が多い。
いつも誰かといないと何も出来ない人よりも、孤独で少し変わった人の方が、僕は魅力を感じます。
また、何らかのスキルを磨く場面では一人でいることが大切になります。
例えば、超優秀なプログラマーと一緒にいても、それだけで自分のプログラミングスキルが伸びることはありません。
一人でコツコツとコーディングをしたり、本を読む時間が一番大切なのです。
情報社会のこの時代、一人でも手に入る情報や知識が、かなり広く深くなっています。
ひたすら自分のスキルを上げたり、何かに没頭する局面では、友達を作らないことが合理的な選択になることも十分あり得えます。
イチローが、毎日友達と飲みに行くイメージがありますか?
僕は、1人で毎日素振りやトレーニングをしている姿を想像します。
タレントのタモリさんや音楽家の坂本龍一さんも、友達はいらないと公言しています。
極めたいことがあったり、一人の時間を楽しむことが好きな人にとっては、友達がいなくてもいいのではないでしょうか。
友達は選んだほうがいい
そしてもう一つ言えるのが、友達は選んだほうが良いということです。
友達が多ければいいというのは幻想。世の中にはクソみたいな奴がいっぱいいるんですよ。マジで。
特に、何事にもやる気がなかったり、いつもネガティブなことを言う人とは付き合わない方がいい。
自分自身にも、ネガティブな考え方が移ってしまうから。
大学の時、サークルに入ったことがあるのですが…。いわゆるキョロ充のような人がいました。
つねに人の群れにひっついて、他の人をいじることで自分の居場所を作ろうとしている人が。
マウンティングをがんばっているキョロ充って感じでしょうか。
主体性を示すこともなく、チームの雰囲気を良くしているわけでもない。
彼の口から出てくるのは、「え、そんなことも知らないの?だめじゃんww」とか「俺のほうがゼッタイうまく出来るしww」というような言葉ばかり。うんざりでした。
時間は有限です。一緒にいてもつまらないような友人は、さっさと付き合いを辞めるべきでしょう。
自分の時間を生きるには、どうしても取捨選択が必要になるのです。
時間は、トレードオフだ
あらゆる人にとって、時間はトレードオフです。
あなたが友達といる時間は、勉強やスポーツをすることが出来た時間でもある。
自分の人生を生きるには、自分の意志で時間の使い方を決めていくことが大切です。その結果、「友達はいらない」になってもいい。
「誘いを断るのは相手に悪いし…」と思いますか?全く気にすることはありません。
世の中の人は、自分がいちばん大切で、周りのことなんてそんなに気にしていません。
会社を辞めるときなど、よくわかりますよ(笑)
日本人は、周りに配慮をする素晴らしい一面があります。
でも、それを大切にしつつも、もっと自分の為に生きてもいいと思うのです。
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