【コラム】生活を充実させるには消費ではなく○○が重要

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生活を充実させるコツは、消費ではなく創造をすること」

「自分の生活、充実してないな・・・」と思うこと、ありませんか?
僕は学生の時、生活に不自由はしていないけど、ワクワクしない状態が続いていました。

考えても原因がわからず、どうすればいいのか。毎日モヤモヤしていました。
そんな学生時代でしたが、アジアやヨーロッパを旅して、気づいたことがあるんです。

それは、消費だけで生活を充実させるのはかなり難しい、ということです。では、どうすればいいかというと、”創造”をはじめてみる、つまりブログ書いたり、プログラミング始めたりすればいい。そんなお話です。

目次

充実感を「消費」に頼ることが危険な理由

お金も自由な時間も減ってしまう

例えば、美味しいものを食べることについて考えてみましょう。
最初は満足して食事をしていても、美味しいものを食べ続けると、味に対するハードルが上がっていきます。

 

そうすると、お金がもっと必要になり、より多く働かなければいけなくなる。
すると、どんどん自由な時間が減っていく。これって、どこまでも続くので、働いても働いてもお金が貯まらないし、自由な時間だけが減っていく。

 

料理へのハードルは上がったままなので、普通の料理ではあまり満足できなくなってしまう。これって、怖くないですか?

 

例えば課金ゲームなども、同じではないかと思っています。最初は、レアなアイテムを1つゲットしただけで、嬉しかった。けれど、課金を当たり前に行うようになり、普通のレアアイテムでは満足が出来なくなっていく。

 

ソシャゲが日本で大きな市場になっていること、そして日本人の幸福度が低いこと。
この2つの現象は、「消費に充実感を求めているから」ということが原因で起きているように思うのです。

 

 

そもそも私たち日本人が消費に求めるハードルは、相当高い

インドでのエピソードですが、お店に入ると必ず「何を探しているんだ?」と聞かれました。つまりインドでは、何かが必要になったときに買い物をするということが、当たり前ということです。

 

一方、私たちの場合を考えてみましょう。例えば、“お腹は空いてないけど、口が寂しいからお菓子を買う”ことはありませんか?これって、とても贅沢なことですよね。正直、僕もやることがあります。日本は豊かなので、無意識のうちに贅沢な消費をしているんです。

 

だから、消費で快感を得るハードルはとても高い。美味しいポテトチップやチョコレート、ケーキを普段から食べまくっています。普段、そんな豊かな消費をしていながら、さらに消費で幸せを感じるのは、とても大変なんです。

 

だから、”創造”することがポイントになってきます。

創造こそが、人生を充実させるヒントだと思う

「創造」が指すもの

この言葉ですが、作曲、ウェブ開発、デザイン、写真、イベントの企画、ブログ運営など。
「何かを生み出したり、工夫をする」行為のことを指しています。

 

この「創造」をする行為こそが、人生を充実させるヒントになると考えています。

 

「創造」はコストがあまりかからない

初期費用が必要になることはありますが、創造する行為はお金がなくても出来ることばかり。
例えば、作曲は慣れれば紙と鉛筆だけで出来ますし、パソコンや鍵盤はランニングコストがほぼゼロです。

 

創作ができる環境さえ整えてしまえば、後は時間が許す限り没頭できる。ということは、自由な時間を無理に削ってお金を稼ぎ続ける必要がない、ということになるんです。

 

お金に困ることもなく、自由な時間をどんどん減らすこともなく、楽しめる。これって凄くないですか?

 

「創造」はお金(価値)を生みだす

説明の必要はないかもしれませんが、素晴らしい音楽をつくったり、写真のテクニックが身につけば、お金になることが十分ありえます。好きなことに没頭しつつ、お金を稼げるという状態にすることができるのです。

 

例えば、すごいプログラマーは仕事=趣味の感覚で没頭している人が多いです。自分がつくりたいと思ったものが作れる点に快感がある。新しいものを生み出す楽しさにハマると、どこまでも人生が充実したような気分になります。

 

結局はバランス。消費に依存しないことが大切

もちろん、たまには美味しいものを食べに行くのもいいですし、オシャレをしてキラキラした気分になるのもよし!
ただ、それだけを充実感の源にしていると危ないですよ、というお話でした。

 

ちなみに、私は作曲、ウェブ開発、デザイン、写真、イベントの企画、ブログ運営と全部やっています。そして、やはり創造することに趣味を変えてからとても毎日がワクワクしています。

 

人生が充実していない!と感じているのであれば、「消費する活動にお金と時間を費やしすぎていないか」を改めて振り返ってみてはいかがでしょうか?

 

 




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