組織に属さない生き方は本当に幸せか?




ケイタ(@kei1992ta)です。

ここ数年、「フリーランス」とか「個人ブランディング」とか「組織に属さないで働く」などの言葉が流行っていますね。

特に日本は労働環境がキツイこともあって、個人で働ければもっと仕事が楽しくなると考える人も多いのでしょう。しかし、僕は会社を辞めてフリーになった後、再就職をして会社員をしています。

会社で働くデメリット・メリットは当然どちらもありますが、20代の僕にとっては会社にいたほうが圧倒的に良いと思いました。そのあたりの話を出来ればと思います。

ちなみに、この手のテーマ記事には、おおよそ転職エージェントなどのアフェリエイトリンクが貼ってあるものですが、僕はお金目的でブログを書いているわけではないので、ポリシーとしてアフェリエイトリンクを貼りません。お金を稼ぐために読者に転職をそそのかすブログも多いので、気をつけてください。

20代は会社に属するか、起業したほうがいいと思った

僕がなぜ会社に戻ったのか。それは成長環境・仕事内容・ライフワークの価値観的に、会社にいたほうがメリットが大きいと思ったからです。この3つについて、書いていきます。

成長環境について

会社に属する最大のメリットは、自分の能力で出来るか分からないギリギリの難易度の仕事にチャレンジ出来るところです。

例えば明日からフリーランスになるとしたら、どのようなことを仕事にしようとしますか?Javaエンジニアであれば「Javaの仕事を探そう」、営業企画の経験があれば「営業企画関係の仕事を探そう」など、自分が既に出来る難易度の仕事を探すのではないでしょうか。

フリーの場合、自分がもし出来なかった場合にフォローしてもらえる先輩も上司がいません。当然、仕事を達成できないとお金が入ってきません。また、出来なかった仕事をどうすればよかったのか、先輩や上司からフィードバックをもらったり教わることもできないんです。

自分のスキルをもっと上げたい(=成長したい)と考えている人にとって、実は会社というのは恵まれた環境だったりします。自分が持っていないスキルを持っている人がいて、出来るかどうか分からないギリギリの仕事にチャレンジ出来ますからね。

起業に関しては、自分で実現したことを決めて、そこに向かって走り続けるものです。そのため、常にアウトプットを目指し、出来ないことでも挑戦する毎日になります。そのため、会社員と同等かそれ以上に成長できると思います。また、自分一人では出来ないことを実現するために、スキルを持った人の力を借りるという若手社員ではあまり機会がない経験をすることもできます。

もちろん、フリーになるような人も自ら動いてインプットしていく人だと思います。しかしスキル習得の効率は「インプット<アウトプット」です。成長は特にアウトプットとして結果を追い求める過程から生まれます。そして上にも書いたように、背伸びが必要な仕事をするチャンスは、フリーでやるより会社にいたほうが多いです。

一方で、フリーでやるメリットは、税金の申告やマーケティング活動、名刺のデザイン・発注など幅広い経験でき、色々な企業・人と一緒に仕事をして新しい知見が入ることがあることです。

なんでも自分でやりたい人、幅広い経験を積みたい人はフリーでやってみるのもいいと思いますが、常に難易度が高い仕事にチャレンジしていく勢いや勇気は必要そうです。

仕事の内容について

仕事の内容についてですが、20代でフリーランスになるとデザインをしたりプログラミングをしたり下流の仕事がメインになると思います。

事業企画やシステム設計などの上流は、会社にいると少しずつ任されていくので、自然と経験を積むことが出来ますが、フリーの場合は自ら機会をつくっていかなければ経験することが出来ません。

もちろん、職人的にデザインやプログラミングを極めていきたいのであれば、フリーでやり続けるのも良いと思います。しかし、上流をやりたいのであれば会社員にいたほうが難易度は低めだと思います。

ちなみに、言わずもがなですが起業は最も上流からのスタートになります。

ライフワークバランスについて

会社で働く場合、ライフワークバランスがどうなるかは働く会社によって全く違います。完全週休2日で残業なしのホワイトもあれば、全然休みがないし毎日終電というような会社もあるでしょう。

会社によっては、働き方(出勤日数や勤務時間)を柔軟に決められるところもありますが、まだ少数派ではないかと思います。

一方で、フリーランスだと仕事を受けるか受けないかを自分で決められるので、業務量を調整すれば自由に時間をつくることができます。週5でフルタイム働く必要が無いですし、時間の柔軟性は高いです。

とはいえ、クライアントによっては夜に電話が来たりしますし、環境に割と左右される一面もあります。また、仕事とプライベートのオン・オフが付けにくいということもあります。

僕みたいに、仕事とプライベートを区別せずに溶け込ませていくスタイルの人にとってはそれも良いのですが、仕事の時間とプライベートの時間を区別したいという人にとってはストレスになることもあるので要注意です。

本当に「”組織”で働くことが嫌」なのか

会社で働くのがイヤでフリーランスになろうか悩んでいる人に是非考えてほしいのが、本当に「”組織”で働くのが嫌なのか?」ということです。実は組織で働くのが嫌なのではなく「”今の会社”で働くことが嫌」という場合もあるのではないでしょうか。

例えば「やりたい仕事が出来ない」「人間関係が面倒くさい」などの悩みは、そもそも転職することで解決する可能性があります。

特にエンジニアなど顧客接点が少ない人からすると、「日本の会社なんてどこに行っても同じようなものかな」と思ってしまいがちですが、色々なカルチャーの会社は想像よりも多いです。

新しいベンチャー企業は、柔軟な働き方を認める傾向がありリモートワークやフレックスを積極的に導入しているところも多いです。何故かと言うと、優秀な人材を採るために大企業と戦わなければいけないからです。

大企業の高給・充実した福利厚生を上回ることは難しいので、それ以外を魅力的にする必要があり働き方の多様性を認めたり、社内の活性化に力を入れているのです。

会社で働く、フリーで働く、起業する、それぞれメリット・デメリットがあるので、「組織で働く=時代遅れでダサい」「フリー=自由でかっこいい」というイメージに洗脳されない人が出ないようにと日々思っています。