将来のビジョンは、別に無くてもいいと思う。

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こんにちは、ケイタ(@kei1992ta)です。

キャリアビジョンが描けないという悩みを抱えている人は多いと思います。

世の中的には目標がない人はダメな人という風潮があり、「何か目標を持たなければ」とストレスや悩みになりやすいですよね。

でも、本当にキャリアビジョンって必要なのでしょうか?結論から言うと、必要ではありません。その理由を説明します。

目次

世の中には2通りの人間が入る

周りを見ていて思うのですが、世の中には二通りの人間がいます。それは、長期的ビジョンタイプと、臨機応変タイプです。

長期ビジョンタイプ

長期的な目標を立てて、そこに向かっていくことに充実感を感じる人です。イチローのように、大きな目標を掲げてコツコツを進んでいくタイプで、日本人に好まれやすいタイプです。

自分が立てた中長期の目標に対して、少しずつ近づいていることに幸福感を感じるタイプです。

このタイプにとっては、目標がない状態は苦痛なもの。だから、このタイプの人は目標やビジョンがあったほうが良いでしょう。

臨機応変タイプ

一方で、目の前のことに没頭することに充実感を感じる人もいます。

先が見えてしまう事を嫌い、その時のベストを尽くして自由に生きたいと考えるタイプです。

このタイプの人は、興味が非常に移ろいやすくコンプレックスを感じている人が多いように思います。

しかし、このタイプは様々な領域へのチャレンジ精神が旺盛なので、イノベーション人材であると言えます。

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【TED】「長続きしない=悪」ではない。天職が見つからないあなたへ

2018年3月24日

臨機応変タイプは、ビジョンがそこまで大切ではない

臨機応変タイプは、自由に生きることに幸せを感じます。

私もこのタイプなのですが、ルールや社会の一般的な考え方に縛られることが大嫌いなのです。

ある意味、ビジョンというのは自分の行動の選択肢を縛ります。目標を決めたら、それを行動の基準にしなければいけないからです。

無理に長期ビジョンを考えると、かえって辛くなってしまう可能性もあります。そのため、無理にビジョンを立てる必要は無いと考えています。

ただし、目の前のことに全力で取り組むことは非常に大切。臨機応変タイプは、目の前の興味が有ることを全力でやり遂げることでキャリアを形成していきます。

だからこそ、色々な経験を通して没頭できるものを見つけることが大切なんです。

ビジョンを描きたいなら、行動することが全て

ここまででお伝えしたかったのは「無理に長期ビジョンを作ろうとしなくてもいいけど、目の前のことに全力で取り組もう」ということでした。

もちろん臨機応変タイプであっても、「なんとなく、こっちの方向に行きたい」と見通しを持ったほうが、充実感を感じやすい面はあります。

でも、そんなのわからない!という場合には、行動することが全てです。

「将来どうしよう」「なにをやりたいんだろう」と、私も考えてしまうことがありますが、自分らしいビジョンは考えて出てくるものではありません。

頭を絞って出した答えは信用してはいけません。直感では自分が進みたい道や、やりたいことがつかめているのに頭を使って絞り出そうとすると変な答えになってしまいます。

本当は、自分の中で直感的に答えが出ているはず。それでもわからなければ、とにかく行動するしかありません。

これまでの人生経験から直感で判断できないのであれば、行動をして経験を増やすしかありません。

誰かと会ったり、旅に出たり、引っ越ししてみたり。何かしらの変化を起こすことで、きっと素敵なビジョンが描けるはずです。

 

 




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