海外に行くことが「不安」なあなたへ。みんな不安だから、気楽に行こう。

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こんにちは、ケイタ(@kei1992ta)です。

海外旅行や留学、ワーキングホリデーなど海外に行くとき、とても不安な気持ちになると思います。

僕はこれまでバックパッカーとして2回海外を旅しました。ときにはインドなど衛生的・治安的に不安がある国にも長く滞在しています。

そして、バックパッカーを終えて一年間日本で暮らした後、ドイツへのワーホリ渡航を決めました。

ワーホリの検討をしていた当初は、「インドに長くいたんだから、先進国のドイツぐらい余裕」と思っていましたが、いざ出発の日が近づくと、ドイツに行くことすら漠然とした不安を抱くようになっていました。

実際に海外に行けば、不安に思っていたことは全て考え過ぎだったと分かるのですが、海外慣れしている人でも出発前は不安になるものなのです。

そこで、僕がバックパッカー出発前に不安にだったこと、その不安に対する対処法をお伝えしたいと思います。

目次

ケース1:犯罪やトラブルに巻き込まれたらどうしよう

ベトナムのハノイの線路

東南アジアは詐欺やスリが多い

まず最初に犯罪への不安があると思います。確かに日本と同じかそれ以上に治安がいい国はあまりありませんが、十分注意をすればほぼ全ての犯罪を防ぐことができます。この不安への対処法は、主に3つあります。

犯罪・トラブルの事例を調べておく

例えば、東南アジアはスリや詐欺などの軽犯罪が多いです。しかしほとんどパターンが決まっているので、あらかじめ情報収集をしておけば事前に防ぐことは容易です。

僕はベトナムでトランプ詐欺かと思われる誘いを受けました。現地の同じ年くらいの女の子に道端で話しかけられ「あなた、日本人?私のお姉ちゃんが日本語勉強してるんだけど、家に来ない?」と誘われました。

まさにガイドブックに載っているトランプ詐欺の流れそのまま(笑)僕は心の中で鼻で笑いましたが、それは事前に情報を調べていたから。

本当に善意で誘ってくれたのか、トランプ詐欺だったのかは分かりませんが、話しかけてきた人は信用しないの原則ができていれば、簡単な詐欺はたいてい防ぐことが出来ます。

僕たちが不安を感じる原因は主に情報や準備が足りないから。犯罪に関する事例などを十分に調べていけばそれだけで不安は減るはずです。

現地では、現地の人が日常を送っている

考えてみると当たり前ですが、現地では現地の人が日常の生活を送っています。もちろん、日本での生活以上に気をつけなければいけないことはいくつかありますが、旅行・留学・ワーホリで行く国で毎日危険に晒される場所はほぼありません。

大切なのは、日本より治安が悪いといっても現地では普通の人々が生活しているということ。そう思うと、若干不安が和らぐのではないかと思います。

どの国にも日本大使館がある

万一犯罪にあった場合でも、海外には日本大使館があります。言葉が分からない海外にいると、犯罪にあったときもどうしていいか分からなくなると思いますが、日本大使館に行けば日本語で相談をすることができます。

ケース2:食事が合わなかったらどうしよう

インドのマック

インドにもマックがある

食事に不安を感じることも多いですよね。僕もお腹が弱いので東南アジアやインドに行くときとても怖かったです。というのも、この地域は辛いものしかないイメージがあったので。

でも、いまは食事についてもグローバル化が進んでいて色々なものを食べることが出来ます。東南アジアはもちろん、インドでさえマクドナルドや洋食を食べることが出来るんです。

大都市であればほぼ日本食レストランがありますし、アジアンマーケットで醤油や味噌を買うこともできます。海外の日本食は高いので毎日食べることは出来ないかもしれません。

それでも、昔に比べれば非常に手に入りやすくなりました。

ケース3:言葉が通じないのが不安

タイとカンボジアの国境

国を変えれば、言葉も変わる

僕も外国語が苦手です。日本だと、母国語以外を話す機会があまりないのでなおさらです。しかし、外国語を話せないことでどうしようも出来なくなった状況は無いですし、留学した友達やワーホリに行った友達もそうでした。

一番困るのはどのような場面かと言うと、トラブルに巻き込まれた時・役所で手続きなどをする時・病院に行く時でしょうか。

トラブルに巻き込まれたときは、日本大使館に行くという手もありますし、滞在しているエリアの日本人会などを探して相談することもできます。

役所での手続きは、基本的に書類が揃っていれば何とかなります。今はウェブにたくさん情報が載っているので、あらかじめ読んで書類を完璧に仕上げておけば大抵のことは何とかなります。最悪、友だちを作って通訳をお願いすればいいですしね。

病院に行く時は、少し不便かもしれませんが大都市であれば日本語対応可能な病院があります。医者であれば英語を話せる確率がかなり高いので、あらかじめ聞かれそうなことをメモに書いて持っていくということもできます。

結局のところ、人は優しい

毎回、海外から帰ってきて思うことはこれです。なんだかんだ、人は優しいです。もちろん、極稀に詐欺師のような人もいますが大抵のひとは優しいです。

今この記事を読んでいるあなたも、外国の観光客に電車や道を聞かれたら可能な範囲で手伝おうとしてあげることと思います。人の優しさを信じて海外に飛び込んでみると「何だ、すごくみんな助けてくれるな」と気づくこと間違いなしです。

何に不安を感じているか具体的に考える

漠然とした不安は、実態が無く完全な無駄になっていることがほとんどです。

例えば、お金に対する漠然とした不安を感じているときは「お金がなくなることで、どうなることが怖いのか」を考えること。そうすると、なんだそんなに不安になる必要ないじゃんと気づくことがあります。

海外でお金を盗まれたら嫌ですよね。でも、全財産を海外に持っていく人は流石にいないと思いますし、お金が無くなっても死ぬことはありません。

友人や親から送金してもらうこともできるし、ネタ話になると思えば良いのでは無いでしょうか。さまざまな不安を無くすには、まず最悪の場合を考えて、その場合に助けてくれる人がいるかを想定するのが良いと思います。

全財産が無くなっても、この人に頼ればなんとかなる。そんな信頼関係がある人を、日頃から作っておくことことが大切なのです。

おわりに

新しい環境に飛び込むときは誰でも不安になりますが、その不安は想像力が勝手に作り出していることがほとんどです。

誰でも不安になる。それを心に秘めた上でどんどん挑戦をすることで、不安を楽しめるようになる。そうなれたら素晴らしいと思うし、僕もそうなりたいと思っています。




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