【インド】3度の飯よりインドが好き!僕が感じたインドの魅力5つ




こんにちは、ケイタ(@kei1992ta)です。

今回の記事では、バックパッカーの僕がインドの魅力をお伝えしたいと思います。バックパッカーの中でも、評価がはっきりと分かれるインド。

もう大好き!!何度も行く!!」と何度もインドに行くほど好きになる人もいれば、

もうこんな国二度とこねえ!!プンプン!!」とインドを大嫌いになるも人もいます。

それだけ、アクが強い国でですが、僕は前者だということがわかりました。(僕はこれまで2度渡航しており1回目は2週間でしたが、2回目は2ヶ月半のロングトリップでした)

そんなインドですが、一体何がそんなに魅力なのか?それを5つお伝えできればと思います。

目次

みんな自然体で生きているので、自分らしくいれる

インドではみな自然体で生きているので、窮屈さを感じることなく伸び伸び出来るんです。キザな言い方をすると「自分がストレス無く自分らしくいれる」という感じでしょうか。

日本はその真逆。みんな愛想よくルールをしっかりと守り、相手に悪い印象を与えないように生きています。しかし、僕にはビクビクして生きているようにしか見えないです。

例えば、日本の空港バスに乗る時。運転手の方が愛想よく荷物を収納してくれます。そしてバスに乗ると長いアナウンスが始まります。

「本日は、○○バスをご利用いただきましてありがとうございます。このバスは□□行きです。急ブレーキを使用する場合があるので、シートベルトはしっかりお締めください・・・」

どのバスに乗っても丁寧なアナウンスがあり、自動アナウンスがあるにも関わらずバスの運転手がみずから「ご乗車ありがとうございます」なんてアナウンスしたりしています。

一方のインドは、基本的に自分の事は自分でやる。そして、分からないことや言いたいことがあればどんどんと言っていく文化です。運転手も愛想よくなどなく、むしろ「おうおう、早く乗れよ!カムカム!」って感じのカジュアルさです。

僕も変に笑顔を作らなくていいし、気軽に声を掛けられるんですよね。確かに日本のサービスは最高なんですが、壁を作られていると言うか、サービスの提供側がずっとびくびくしながら仕事をしているようにしか思えないのです。

丁寧にやらなきゃ、相手に満足してもらわなきゃ、悪く思われないようにしなきゃ、という「人から嫌われたくない病」とも言える感じでしょうか。島国の特性かもしれませんが、それがこっちにも伝わってきて僕も窮屈に感じてしまうんです。

これは、好きな女の子に嫌われたくないから自分を作ってしまった結果うまくいかなかったけど、開き直ったらすごく打ち解けてうまくいくことと同じだと思うんです。

インドには自然体になれるという魅力があります。

人が優しい

性犯罪や詐欺などが多いインドですが、基本的にみんな優しいです。困った人を見捨てられない国民性です。だから、インドの人は道を聞かれて「知らない」と言えず嘘を言ってしまうということはありますが…。

インドの人口は13億。日本の13倍もいれば、そりゃあ悪いやつだっていっぱいいます。そのたくさんの悪いやつが、観光客が多い大都市や観光地にこぞって集まるのだから、出会う確率も上がってしまいます。

僕も女性がインドを一人で周ると言ったら心配になってしまいますが、非常に多くのインドの人はピュアで優しいです。

もし嘘だと思うなら、インドの鉄道駅やバススタンドでキョロキョロしてみてください。「どこに行くんだ?」とかなりの確率で声をかけてもらえます。(ただしデリーやその他観光地は詐欺師が声をかけてくるので、わからないことはこちらから声をかけて聞くこと)

特に大都市以外でインド人に道を聞くと、みんなツーリストを助けたくてワラワラと集まってきます。人を助けたがりやなんです。日本人はシャイなこともあり、声をかけられれば優しく対応する方が多いですよね。

インド人の積極的なところに、日本とのギャップを感じて面白いところでもあります。インドの人の優しさも、魅力のひとつです。

自然が豊かで様々な文化がある

インドは一つの国ではなく、一つの大陸だ」とどこかで聞いたことがありますが、まさにそのとおりだと思います。

自然に関して言うと、北インドはチベットへつながる標高数千メートルの山地、広大な砂漠、草原が生い茂る内陸があり、南インドは緑と水が豊かな南国リゾートや、広大なデカン高原があります。

標高が高いところから低い所まで、湿度が極度に低いところから高いところまで、気温が低いところから高いところまで非常に多種多様な気候があるんです。

また、民族に関して言えばインドには数十・数百の民族が住んでおり、言葉も同じくらいの数が存在しているといいます。正確な数は政府ですら把握できていないとのことです。

実際、僕は電車に2時間乗るだけで、肌の色も文字も全く異なる地域に着いた経験があります。だからこそ、同じインド国内であっても旅行者を飽きさせることはそうそうありません。

物価が安い

インドの物価は上がってきていますが、それでも安いです。150ルピー(250円)でカレーをお腹いっぱい食べられるのです。交通費なども総じて安く、例えば鉄道はエアコン付き2等で10時間乗っても3000円以下で移動できるのがほとんどです。

物価が安いということは、食事や移動のときにストレスがかかりにくいことを意味します。節約を楽しめる方はいいですが、物価が高い中で支出をしなければいけないのは中々苦痛なんですよね。

物価が安いと色々な体験ができますし、行ける場所も十分に増えることがインドの魅力のひとつです。

街中に牛や豚や鶏がいる

有名な話ですが、これガチです。人口13億を抱える国インドの首都デリーでも、牛がいっぱい歩いています。地方に行くと、豚や鶏、ロバやよくわからない動物がいっぱいいます。

そして、これらの動物と共存しているという文化が僕的にはとっても面白い。例えば、インドでは鉄道が十時間以上送れることがよくあるので、駅前で人と牛が一緒に寝ていたりします。

そして、夜が明けると人も牛ものっそりと起き上がっておしっこをする…そんな人と動物が自然に生きている光景は、日本では見ることが出来ないですし、生きることについて深く考えさせられます。

夜に出会うと少しびっくりしますが、街の中がテーマパークのようにごちゃごちゃしているところもインドの魅力ですね。

まとめ

あなたはインドを好きになるタイプでしょうか?嫌いになるタイプでしょうか?

いろいろな意味で日本とは真逆の国。今はツアー旅行も大変充実しており、お金で安全が買える時代になりました。一度でもいいのでインドに行ってみることで、きっと新しい気付きがあると思いますよ。